予算と希望が合わないときにはどうすればいいの?

「このエリア、この予算、この間取りで見つけたい!」と思って探し始めてもなかなか希望にあった物件が見つからないことがあります。
不動産には相場があり、物件の需要と供給のバランスによって価格が決まっていますから、 相場と大きく離れた条件のままで物件探しをしても、希望通りのものは見つかりません。そのようなときには、条件を修正するにはどのようにすればよいのでしょうか。


まずは、条件に優先順位をつけること

希望したことが全て叶う物件があるとは限りません。多くの場合、6割~8割の条件が叶えば合格点だと言えるでしょう。このとき大切なのは、

  • 絶対に譲れない条件
  • できるだけかなえたい条件
  • できればかなえたい条件

というように、優先順位をつけておくことです。予算内で物件が見つからない場合には、優先順位の低いものから外していき、「絶対に譲れない条件」は予算内で叶えるようにしていくことができます。

次に、エリアを広げてみること

どうしても譲れない希望が物件に関して多い場合には、エリアを当初の想定よりも広げてみると希望に沿った物件が見つかることが多くあります。もちろんエリアも大切な要素ですからしっかりと考えていくことが大切ですが、少しエリアを変えるだけで、思ってもいない物件が出てくることは多いものです。

エリアを広げてみると思ってもいない物件が出てくることも

最後に、予算アップを検討すること

予算をあげられる方法がないか考えてみよう

条件を変えられなければ、予算をアップすることが必要になります。このためには頭金を 増やすことや、頭金が少なくても(2割以下でも)借りられるローンを選択するという方法が有効です。リクルートの調査では、実際には家探しをする方の47%が予算をアップしており、具体的には親御様からの借入れや、贈与や、社内融資制度、不動産会社の提携ローンによる借入れで資金をまかなっているという結果が出ています。