新居が決まった後に、スムーズに手配したいお引越しのこと。費用もあらかじめ予測を立てておきたいものです。
では、引越し費用はどのくらいかかるのでしょうか?
住宅金融支援機構の「住宅取得に係る消費実態調査(2015年8月6日発表)」報告書によると
住宅建築・購入後、概ね1年以内に購入した耐久消費財の平均的な金額は、一戸建て(新築)で201.0万円、建売住宅で105.1万円、新築分譲マンションで85.9万円、新築持家系総合で152.8万円、中古住宅で71.1万円となった。また、住宅建築に伴う平均引越費用は新築持家系総合で16.0万円、中古住宅で19.1万円となった。とあります。
引越し以外にかかる諸費用
また、引越し以外の諸費用として、以下のような費用がかかります。
- 引越し以外にかかる諸費用
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- 水道加入金 : 新たに加入する場合。費用は自治体によって変わる。
- 電話移設費 : 回線あたり1万円前後。
- 粗大ゴミの処分費用 : 粗大ゴミは何かと出るもの。費用は自治体によって変わる。
- 引越し挨拶費用 : 挨拶状、近隣への挨拶代等。
- 解体工事費 : 建て替えの場合、古い住居の解体の費用として。
住宅建築・購入後に購入する家具にはどんなものがあるか
ここでは住宅金融支援機構が行った調査(2014年1月~2014年6月)による住宅建築・購入後、購入された家具の上位10商品名と1世帯当たりの平均金額をピックアップしました。
- 住宅建築・購入後、購入された家具と1世帯当たりの平均購入金額(単位:千円)
- カーテン 64.1
- 照明器具 83.5
- ルームエアコン 87.9
- じゅうたん・カーペット 27.4
- ベッド・ソファーベッド 127.1
- テレビ 139.5
- 応接セット 119.3
- ふとん 41.0
- 電気冷蔵庫 136.4
- 食堂セット 107.2
引越し費用は当然ながらシーズン、曜日(土日の方が高い等)によっても変わってきますが、引越し費用や家財道具購入費用の参考に予算計画を立ててもいいでしょう。