ウォークインクロゼット

ウォークインクローゼットとは、その名前の通り人が歩ける広さを確保した、主に衣類などを収納するスペースのことです。
床は連続する寝室などと同じレベルに仕上げ、ドアや折戸などの建具を設けた収納専用部屋のことです。主に、寝室などに隣接して設けられることが多いです。
不動産物件の間取り図では『WIC』と表記されることがあります。

ウッドデッキ

ウッドデッキ(うっどでっき)とは、地面より一段高く、建物の前に張り出して設ける木製床のテラスのことです。ベランダの上にすのこ状のパネルを敷き詰めるウッドパネルとは区別されます。
リビングと一体化させて、屋内の延長のような空間としてアウトドアリビングを楽しめます。
素材には設置される環境上、高耐久なものが選ばれます。耐候性や防蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れた天然木が主に用いられています。また最近は耐久性等を高めるために、樹脂などを注入した特殊加工木材(エンジニアリングウッド等)を用いたものなども登場しています。また、塗装も耐久性を左右するため、メンテナンス方法を含めて確認したほうがよいでしょう。
寿命は住宅のデッキの場合、5年~10年ぐらいというのがひとつの目安といわれます。日々のメンテナンスが耐用年数に大きく関わってくるので、適切なメンテナンスによってより長く使用することができます。
人工的な素材は商品にもよりますが半永久的と言われており、日々のお手入れが難しいご家庭に向いています。

請負契約

請負契約(うけおいけいやく)とは、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対して報酬を支払う約束をするものです。住宅を建設する場合には、ハウスメーカー・工務店・設計事務所などの施工業者との間に工事請負契約を結びます。
建売住宅や中古住宅など、既に形があるものを購入する場合は土地と建物の売買契約となります。建築条件付き宅地は、土地を売買契約し、建物はこれから建てることになりますので、請負契約となります。家を新築するときは、まず建てたい家に関するイメージを固め、次に施工会社をいくつかに絞ります。そして簡単な図面作成と概算見積を依頼し、比較検討した上で1社を選び、その会社と工事請負契約を結ぶのが一般的な流れです。
建設業法第19条では、契約事項を書面に記載し、署名または記名押印してお互いに取り交わすよう義務づけています。契約書類は2部用意し、双方が署名押印し、お互いに保管しておきます。また、工事請負契約書を補足するために、工事中に起こりうる様々なトラブルの解決方法等を詳細に文書にした「工事請負契約約款」という書類も用意されます。