メゾネット

メゾネット(めぞねっと)とは、集合住宅の間取りの一形式で1層(フラットフロア)ではなく2層以上で1住戸を構成するタイプのことをいいます。
通常マンション等の集合住宅の部屋は1フロアのみを使用して構成します。これを「フラットタイプ」と呼び、「メゾネット(メゾネットタイプ)」は、このフラットタイプに対する用語として付けられました。
2階建ての一戸建てのように室内に上下階へ行く階段があり、パブリック空間とプライベート空間を明確に分けることができるものです。
住戸に吹抜などの広い空間を設けることができるなど、立体的な空間を構成することが可能で、一戸建てに近い空間を生み出すことができます。

メーターボックス

メーターボックス(めーたーぼっくす)とは、ガスや電気などの使用量を自動的に表示する計器類を収納する空間のことをいいます。
共同住宅に関しては、主に水道,ガス,電気などのメーターを検針の容易な位置に設置します。後のメンテナンスもしやすいように、共用廊下・階段室などに面して一ヵ所にまとめたスペースのことです。パイプスペースと併用されていることが多いです。
間取図などではMBと略されたり、パイプスペースと一緒に設置されている場合はMBPSと略す場合もあります。

免震構造

免震構造(めんしんこうぞう)とは、地震の際に建物の揺れ自体を軽減するような地盤と建物の間に緩衝体を持った建物の構造のことをいいます。
建物と地盤との間に「積層ゴム」などの部材を入れた免震層を設け、地震の力を免震装置で吸収し、地震の揺れのエネルギーを建物上部に伝わりにくくする工法です。
地震によって地盤が早く激しく揺れても、建物は地盤の揺れに追随せずゆっくり動くために地盤から地震力を受けず、建物はほとんど損傷を受けません。地震に強いだけでなく、揺れそのものを軽減することで建物はほとんど損傷などの被害を防ぐことができます。