持分

持分(もちぶん)とは、1つの物の所有権を複数の人が持ち(共有)、その物を各共有者が持つ所有権の割合を「持分」といいます。
親族や夫婦の共有名義で不動産を購入する場合には、出した金額によってその不動産の所有の割合「共有持分」が決められます。
マンションなどの建物の共用部分は「共有」であり、その「持分」は専有面積の割合とされていることが多いです。
また、私道に接する敷地を購入する場合に、道路(私道)に接している複数の土地所有者が、各々その道路に対して持分がある「私道持分」というケースもあります。
持分がある場合、共有者の承諾を得ずに売却や工事、建築を行うことはできず、原則その物の所有者全員の同意を得なければなりません。

木質パネル工法

木質パネル工法(もくしつぱねるこうほう)とは、建物の構造体となる床・壁・天井を規格化したパネルとして工場で生産し、現場に搬入して組み立てる工法のことをいいます。
構造原理としては「2×4工法」と同じです。
また現在は、国内のハウスメーカーでも自社開発を行い、工場で生産したパネルを使用して住宅を建設するケースが増えています。
高気密・高断熱で耐震性に優れ、工場生産の利点を生かし短工期で住宅を建てることも可能です。