ボーナス返済

ボーナス返済(ぼーなすへんさい)とは、毎月の返済と合わせて年に2回、夏と冬にも行なう返済の方法のことをいいます。
住宅ローンでのボーナス返済とは「ボーナス時併用返済(半年賦償還)」と呼ばれるもので、毎月の返済額が減らせるというメリットがあります。
多くの金融機関では、毎月返済額の一部をボーナスで一度に返済し、年間返済額の50%以内の範囲で実施することができます。
ボーナス返済を毎年行うことにより、かなり返済期間を短縮することができるので、総支払額を減らすことができます。しかし、住宅ローンは長期で返済するものなので、ボーナスは景気や企業の業績に左右されるため、過度にボーナス返済に依存しすぎるとリスクが高くなります。

本体工事費

本体工事費(ほんたいこうじひ)とは、土台や基礎、柱などの躯体から外装・内装・建物に付帯する水道・電気などの工事にかかる費用を含めた建物そのものにかかるお金のことをいいます。
ハウスメーカーでは『本体価格』とも呼び、『家そのもの=本体』をつくるために必要な費用のことです。一般的に本体工事費は総費用に対して7~8割を占めるといわれています。
本体工事費に含まれる工事項目として、仮設工事、地業・基礎工事、木工事、屋根・板金工事、左官・吹き付け工事、タイル・石工事、塗装工事、内装工事、外部建具工事、内部建具工事、給排水衛生工事、電気工事、ガス工事、雑工事(断熱工事、防蟻処理工事、防水工事他)があります。
この費用には庭や駐車場など建物以外にかかる費用は含まれていません。
家を建てるには本体工事費とは別に別途工事費用、諸費用が必要になりますので注意が必要です。

法定代理人

法定代理人(ほうていだいりにん)とは、法律の規定により代理人になった方のことをいいます。
未成年者に対する両親、禁治産者(心神喪失の常況にあり,一定の利害関係人からの申し立てにより家庭裁判所が禁治産宣告を言い渡した者)の後見人となった配偶者のように、本人に対して一定の地位にあるものが当然に代理人になる場合に加え、本人以外の者の協議により定まる場合、相続財産管理人のように裁判所によって選任される場合等があります。

防火地域

防火地域(ぼうかちいき)とは、都市計画法に基づき、防火のために特に指定される地域のことをいいます。
この地域内の建物は、耐火建築または簡易耐火建築としなければならないなど種々の制約を受けます。
防火地域は主に商業地域に指定されており、この地域では地下を含む階数が3以上か、または延べ床面積が100㎡を超える建物は耐火構造としなければなりません。100㎡以下の小規模な建物でも準耐火構造としなければなりません。
防火地域は一般的には建物が密集している市街地の中心部や、幹線道路沿いに指定されていることが多く、木造の住宅を建てることは基本的にできません。

防音サッシ

防音サッシ(ぼうおんさっし)とは、室外から窓やドアなどの開口部を通し入ってくる空気音を遮断する性能の高いサッシのことをいいます。
JIS規格のT-1以上の遮音等級を持つ通常よりも防音性に優れたサッシのことです。
通常のサッシでは塞ぐことの出来ないような騒音がすり抜けるガラスとの隙間、ガラスの振動を抑える役目を果たします。
サッシの気密性が高いほど遮音性も高いため、アルミよりも樹脂のほうが、また、一重サッシよりも二重サッシのほうが防音効果が大きいです。
今ある窓はそのままに、内側に防音サッシを取り付ける方法などもあります。