ハウスメーカー

ハウスメーカー(はうすめーかー)とは、広範囲の営業ネットワークを持つ大手の住宅建設会社のことをいいます。
つまり、大手住宅メーカーのことです。
大手ハウスメーカーの強みは、資材の調達、生産から設計、施工まで工場で効率化されており、品質が安定していることや後期が短いことです。また、アフターサービスまで幅広い業務を行っていることです。全国の住宅展示場でモデルハウスを見学できることもメリットの一つです。

ハザードマップ

ハザードマップ(はざーどまっぷ)とは、自然災害による被害を予測し、その災害の発生地点、被災想定区域や被害の程度、避難場所や経路、防災施設の位置などを地図化したもののことをいいます。
地震、河川の氾濫、津波・高潮、火山の噴火など、災害の種類に応じて作成されています。
「土砂災害防止法」「水防法」等によって災害警戒区域に指定されている市町村は特に作成が義務づけられていますが、各種自然災害による被害の軽減や防災対策を目的として、政府だけでなく、各自治体が積極的に作成して公開しています。
特に、東日本大震災での大津波による甚大な被害を目の当たりにして以降、巨大地震による津波のハザードマップを整備し始めた自治体が増えています。

バリアフリー

バリアフリー(ばりあふりー)とは、建築設計の用語で「バリア=障壁」を「フリー=のぞく」こと、つまり障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることをいいます。
建物内の段差など、物理的な障壁を取り除くことです。
建物内に限らず、街づくりや交通機関でもバリアフリー化が進んでいる私たちの周りには道路や建築物の入り口の段差などの物理的なバリアや、高齢者、障害者などの社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なバリアもあります。
このように「バリアフリー」とは、高齢者や障害者だけではなく、全ての人にとって日常生活の中で存在するあらゆる障壁を除去することを意味します。

パイプスペース

パイプスペース(ぱいぷすぺーす)とは、給水管や排水管、ガス管等がまとめられた設備配管を上下階に通すスペースのことをいいます。
パイプシャフトとも言います。
一般的には、キッチンや浴室などから出る雑排水と、トイレの汚水を分けて排水するため、ひとつの住戸に2か所以上に分かれて設置されています。
平面図には「PS(パイプスペースの略語)」と記載されています。間取図などでもPSと略されたり、メーターボックスと一緒に設置されている場合はMBPSと略されている場合もあります。

パントリー

パントリー(ぱんとりー)とは、食品関連のものを収納する収納庫のことをいいます。
一般的には台所に隣接または台所の一部に設けられることが多いです。
本来の意味はホテルなどで食器やテーブルリネンなどを保管する場所のことでしたが、近年、住宅にも応用されるようになりました。
キッチンに隣接して設ける納戸のような収納スペースとし、日常使う頻度の少ない調理道具や什器類、食品や飲料のストックをしまうのに利用されています。
とくに食品庫として使う場合は、気温・湿度の管理が重要です。

媒介契約

媒介契約(ばいかいけいやく)とは、宅地や建物の売買、賃借、交換等の仲介を宅建業者に依頼するための契約のことをいいます。
媒介契約には、以下の3種類があります。

  1. 一般媒介契約
    依頼者が他の宅建業者に重ねて依頼することができる契約
  2. 専任媒介契約
    者が他の宅建業者に重ねて依頼することができない契約
  3. 専属専任媒介契約
    依頼者が依頼をした宅建業者が探索した相手方以外の者と売買または交換の契約を締結することができない契約