不動産用語集

減価償却資産

減価償却資産(げんかしょうきゃくしさん)とは、建物、建物附属設備、機械装置、器具備品、車両運搬具など時の経過によって価値が減っていく資産のことを言います。
年数の経過により価値の減少しない土地や骨董品などは減償却資産ではありません。
この減価償却資産取得金額は買った年の必要経費に全額なるのではなく、その資産の使用可能期間の全期間にわたって分割して必要経費として算入していきます。
例えば、5年使えるものは5年間で毎年1/5ずつ(定額法)経費に算入していきます。
この使用可能期間を法定耐用年数といい、財務省令によって法定耐用年数が定められています。
減価償却とは、このように減価償却資産の取得に要した金額を一定の方法によって各年分の必要経費として配分していく手続のことです。