私道負担
私道負担(しどうふたん)とは、不動産取引において売買等の対象となる土地の一部に私道の敷地が含まれている場合に、その私道敷地部分の負担金を「私道負担」といいます。
宅地建物取引業法35条の規定では、不動産売買契約の前に重要事項説明として「私道負担に関する事項」の説明も義務づけられています。
通常は、土地の一部として私道が含まれるかどうかで表され、単独所有の場合は例えば「私道負担15㎡」と表記されます。また、周辺の所有者と共有の場合は私道全体の面積と持ち分比率が分かるよう「私道50㎡持ち分5分の1」と表記されます。また、取引対象の面積には含まれなくても、私道の通行料の負担があるケースもあるので注意が必要です。