不動産用語集

公図

公図(こうず)とは、登記所に備え付けられている旧土地台帳法所定の土地台帳附属地図のことをいいます。
不動産登記法17条の「地図に準ずる図面」です。
公図の多くは、明治時代の地租改正に伴い作成されたもので、現況と大きく異なる場合があります。なぜなら明治時代の技術では正確な測量が難しく、現況とは一致しないことがあります。
ただし、公図の他に土地の位置や形状を示す公的な資料がない地域では、土地の大まかな位置や形状を明らかにできる点で資料価値があるため、現在も利用されています。