不動産用語集

徒歩所要時間の表示

徒歩所要時間の表示(とほしょようじかんのひょうじ)とは、「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)第15条第11号」により定められている、駅などから物件までの距離の表示のことをいいます。
「不動産の表示に関する公正競争規約」では「道路距離80mにつき1分を要するものとして算出し、1分未満の端数については1分に切り上げること」と定められています。
ちなみにこの距離は直線距離ではなく、道路に沿って測定した距離(道路距離)をもとに計算されますが、人や車両の通行量や信号待ちの時間は考慮されていません。
駅や学校、団地などの場合は、その区画全体の敷地から、その施設に最も近い地点を起点として算出されます。
物件探しの際は、徒歩所要時間はあくまでも目安として、自分の足で実際に歩いて確かめてみるほうがよいでしょう。